スピリッツ

生産地フランス
地域コート・デュ・ローヌ/エルミタージュ
クラス-
葡萄品種シラー 100%
甘辛-
アルコール度数13.5
ボディー感ライト☆☆☆☆★フル

コメント
歴史上フランス最高峰のワインのひとつと称されるエルミタージュ。最上の3つの区画から取れたブドウのみを使用した特別キュヴェ。高い凝縮度と香り高さ、複雑でいて上品な余韻。
畑に関する情報
栽培面積:3ha。土壌:花崗岩、氷河期の沖積土壌。
葡萄の栽培・収穫に関する情報
ビオ情報:サステーナブル農法。年間生産量:11880本。平均収量:32hl/ha。樹齢:35。
醸造・熟成に関する情報
醗酵:ステンレス・タンク   熟成:フレンチオーク樽にて19カ月間(228L、新樽比率100%)
受賞履歴
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ワイナリー情報
カーヴ・ド・タン
カーヴ・ド・タンは1933年にルイ・ガンベル・ド・ロッシュ氏によって、北ローヌの銘醸地エルミタージュの畑の麓、タン・レルミタージュに設立された協同組合です。 エルミタージュには16の区画、合計で21ヘクタールの畑を所有しています。16の区画の中でも特に優れた丘の西側に位置するレルミット、ル・メアルなどの区画は、1980年頃に購入し、以来30年に亘って少しずつ改良を加えてきた区画です。 エルミタージュ以外にもクローズ・エルミタージュ、サン・ジョセフ、コルナス、サン・ペレといったアペラシオンも造っています。北ローヌ最大を誇る1,000haもの広大な畑で、300人以上の栽培農家と共に持続可能な農法に基づいて運営を行っています。A.O.C.クローズ・エルミタージュにおいては生産量の約50%をカーヴ・ド・タンが占めているほどです。 生産量は膨大ですが、彼らの優れている点は価格以上の高い品質です。トップクラスのエルミタージュから、IGPクラスのワインまで、そのコストパフォーマンスは他の追随を許しません。なぜ高い品質のワインをお値打ちな価格で提供できるのか、それには3つの理由があります。一つは、カーヴ・ド・タン独自の品質基準をすべての組合員(栽培農家)に徹底させているから、二つ目に全てのブドウを組合員の畑から確保している=ブドウを組合員以外から購入したりはしていないから、そして三つ目は「規模の経済」を有効に活かせているからです。 ワイン・アドヴォケイト、デキャンター、ザ・ワールド・オブ・ファイン・ワインなど世界的に著名なワイン評価誌、ジャーナリストからも絶賛される共同組合で、北ローヌのクリュワインの先駆者的存在として知られています。

※掲載画像と実物のデザイン・年号・度数等が異なる場合が御座います。