~4,999円

「MADE IN ITALY」にこだわり続けるニット専業ブランド
イタリア中北部レッジョーロに拠点を置くニット専業ファクトリーMAGLIERIA SONIAのオリジナルブランド「Alessandro Luppi(アレッサンドロルッピ)」。従業員20人程度の小さなファクトリーで、職人の手仕事と機械を巧みに使い分けながらメイド・イン・イタリーにこだわった高品質なニットウェアを作り続けています。
知名度はありませんが、本当にいいニットを真面目に作っているメーカーです
“価格が安いけどクオリティは大丈夫なの?”、誰もがこう思うはずですが、そこは心配無用です。知名度こそないものの多くの有名ブランドのOEMを手掛けてきた実績があり、素材には選び抜かれたイタリアの高級糸のみを使用しています。フィッティング(サイジング)についても、しっかりトレンドが反映されているのでスタイリッシュに着こなせます。素材、縫製、シルエットの三拍子が揃っています。さすがにジョンスメドレーやザノーネには及びませんが、この価格でこのクオリティなら高い満足感が得られると思います。コストパフォーマンスの高さには自信があります。
お値段以上の満足感を約束します。カシミヤ混ハイゲージタートル「12305」
ご紹介するのは、当店のリクエストから生まれた「12305(TURTLE NECK)」になります。実は同ブランド、近年デザイナーを雇ってファッション性の高いニットを提案しています。しかしながら、ここんちの強みはやはりコスパの高さなので、“新たな定番となるベーシックなニットが欲しい”とお願いして作ってもらったのがこちらの品です。
デザインは、秋冬ファッションに欠かすことのできない「タートルネックニット」になります。手持ちのジャケットやコートに合わせるだけで特別なテクニック不要でお洒落に見えることから人気を集めています。イタリアではスーツにハイゲージタートルを合わせる着こなしが定番化しており、準フォーマルウェアとしての地位が確立されつつあります。服装のルールが緩和しコーディネートのバリエーションが更なる広がりを見せている昨今、休日スタイルだけでなくビジネススタイルへの取り入れを検討しても面白いと思います。
当店がこだわったのが“素材(糸)”と“価格”の2点です。今までゼニア・バルッファ社の高級ウーステッドヤーンCASHWOOLにこだわって展開してきましたが、梳毛だけでなく温もり感のある紡毛が欲しいというリクエストを出し、20種類以上もの紡毛糸を集めてもらい、その中からいくつかの糸を選んでサンプルを作ってもらいました。肌触りはもちろん、風合い、発色、耐久性、そして価格、総合的に判断し、ダントツでよかったのがCASA DEL FILATO(カーサ・デル・フィラート社)のカシミヤ混ウーレンヤーン「WOLLY」でした。後ほど詳しく説明しますが、直径18.5ミクロンという極細の原毛(ニュージーランド産のエクストラファインメリノウール)を主原料に用い、そこにカシミヤを加えることで作られるWOLLYは、繊細かつ高級感ある風合いとウールとは思えない滑らかな肌触りが特徴です。カシミヤ混にしては価格も控えめだったので迷わずこの糸に決めました。
編地はもちろん使い勝手のいいハイゲージ。フィッティングは従来同様のスリムフィットになります。ゼニア・バルッファ社のCASHWOOLもいいですが、すでに持っているという方や温もり感のある紡毛ニットが欲しいという方は、騙されたと思ってこのニットを試してください。間違いなくお値段以上の満足感が得られると思います。本当に“すごくいい”ですよ。
日本人の体型に合う細身フィッティング「SLIM FIT」
日本人向けに作られた“スタイリッシュな細身のフィッティング”も見逃せません。肩線を後方に流したファッションショルダーによって運動性を損なうことなく肩まわりをコンパクトにまとめ、脇下や二の腕のもたつきを削ぎ落としてスマートな見た目に仕上げています。長すぎない袖丈やバランスのいい着丈など、細部までしっかり計算して作り込まれています。(※コンパクトな作りなのでスリムフィットが苦手な方にはワンサイズアップをお勧めします。)
極上ウールとカシミヤが繊細なハーモニーを奏でる高級紡毛糸「WOLLY」
このニットの最大の魅力とも言えるのが、選りすぐられた高級素材(糸)です。使用されているのは、トスカーナ州プラートの中堅紡績CASA DEL FILATO(カーサ・デル・フィラート社)の「WOLLY(ウーリー)」という名称の糸になります。1962年創業、人口1万人ちょっとの小さな町カルミニャーノに拠点を置くカーサ・デル・フィラート社は、創業以来カシミヤ、シルク、ウール、アンゴラといった天然素材にビスコースやナイロンを加えることで新しい糸を作り出してきた素材開発に定評のある紡績メーカーです。近年エコカシミヤ(リサイクルカシミヤ)に力を入れており、サステナビリティという視点からも大きな注目を集めています。
そんなカーサ・デル・フィラート社の看板素材が、このニットに使用されている「WOLLY(ウーリー)」です。主原料になっているのは、直径18.5ミクロンという極細の原毛を持つニュージーランド産のエクストラファインメリノウールです。一般的なメリノウールの平均直径が23ミクロンと言われているので、いかに質が高いかが分かります。そこに厳選されたカシミヤを加えることにより、高級感ある風合いと滑らかな肌触りを実現したのがWOLLYです。繊細に起毛した温もり溢れる紡毛糸でありながら、強めの撚りをかけることで糸自体の耐久性が高められていることも特徴です。その品質の素晴らしさから、グランサッソをはじめとする多くのニットブランドがこの糸を採用しています。
“柔らかさ”と“滑らかさ”に魅了される「ふわとろハイゲージニット」
編地は、カーサ・デル・フィラート社のWOLLY(15番手双糸)を最先端の編機で編み上げた、薄すぎず厚すぎず、使い勝手のいいハイゲージニット(12ゲージ)になります。紡毛なので温もり感があるのは当然ですが、極細の原毛が使用されているので毛羽立ち感が繊細でなんとも言えない上品な雰囲気が漂っています。梳毛よりもボリューム感がありますが、目の細かいハイゲージニットなので着膨れすることはありません。ジャケットのインナーとしても問題なくお使い頂けます。
直径18.5ミクロンのエクストラファインメリノウールが使用されている、そのうえカシミヤ混なので肌触りは最高です。ウールの柔らかさ、心地いい弾力、そこにカシミヤの滑らかさが加わり、思わず“おっ!”と声が出る、ふわとろ触感がもたらされます。ウール特有のチクチクやゴワゴワがないのはもちろん、カシミヤ10%とは思えないほどの滑らかな肌触りに驚かされます。贔屓目なしに見ても安価なカシミヤニットよりも肌触りがいいです。細くて長い繊維が空気を多く含んで壁を作るので、これ一枚ですごく暖かいです。2プライ糸が使用されているため、毛玉ができにくく、型崩れしにくい点もうれしいです。
サイズ表Size
| 表記 | 対応サイズ | 肩幅 | 胸幅 | 袖丈 | 着丈 | 首高 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 44 | 42〜44 or XS〜S | 34 | 47.5 | 62 | 63 | 15 |
| 46 | 44〜46 or S〜M | 36 | 49.5 | 63 | 64 | 15 |
| 48 | 46〜48 or M〜L | 38 | 51.5 | 63 | 64 | 15 |
| 50 | 48〜50 or L〜XL | 40 | 53.5 | 64 | 65 | 15 |
※ 首高は折り返さずに計測した数値になります。
※ 着丈は首を含めずに計測した数値になります。
※ ニット製品のため寸法に若干の誤差が生じます。予めご了承ください。
※ コンパクトな作りなのでスリムフィットが苦手な方にはワンサイズアップをお勧めします。
(単位: cm)
