真台子・塗師は茶平一斉

真台子、大変古いお品でございます。傷、凹み、剥がれが沢山ございますし、箱は使い物になりません。それでも真台子のお稽古にお使いになるのには差支えはございません。友人の裏千家の先生が、そのまた先生からお譲りいただいたお品との事です。お稽古道具として色々な方の間を「貸し借り」されて愛用されたお品。塗師の茶平一斉さんの箱書きはございますが、箱は蓋の上下がすでに欠損。割れてもいます。下の箱も度重なる移動で傷んでおります。「色々な先生に愛用され、貸し借りされて使われてきた旅する真台子」としてこの先もご愛用頂けました嬉しいです。"}